『White』は果たして良作なのか、という疑問の答えを探すだけの独り言

これはあくまで一個人の意見であり、ただの自己考察です。

なんなら、勝手に疑問に思って、勝手に答え探しをしてます

果たして考察にもなるかどうかわかりません。

読んで不快になる可能性が大いにありますが、ご了承のうえお読みください。

(なお、読んだ上での批判などはご遠慮下さい)

 

 

 

 

「名古屋初日が当たった……!」

 

それは本当に突然のお知らせだった。

ジャニオタ活動における相棒であるでこぽん (id:こと、

でこちゃんから連絡が入った。今回は名古屋は彼女が、東京は私が申し込むという話ですすめていた。

そう、『NEWS LIVE TOUR 2015 White』だ。

 

まず最初に大まかに私の中のNEWS遍歴と担当に関して説明しておく。

NEWSにおける私の中での推している人、つまり担当は加藤シゲアキくんだ。どちらかといえば成亮くんという漢字が好きだが、まぁ仕方がない。

私が加藤くんを知ったのはかの有名な金八先生だったきもするし、それより前にアイドル誌で知っていた気もしないでもない。そこら辺は曖昧だが、彼の存在自体はその辺りから意識し始めていた。NEWSとしてデビューした時に、山下智久くんのファンだった友人からアイドル誌を差し出され、どの子がいい?と、お決まりのセリフを言われた。

あかり)『え、加藤くん』

友人)『え、シゲ!?』

あかり)『え、なんで!?』

大体この様なやりとりだったと思われる。当時既に人気だった山下くんでもなく、錦戸くんでもなく、新星手越くんでもなく、私は一番目立たないと言われていた加藤くんを指差して、加藤くんが気になると告げた。

そこからなんだかんだDDの私はいろんなグループに足を突っ込んでいたものの、心の底で加藤くんをずっと気にしながら生きていた。初主演の時には泣いて喜び、バラエティにでれば欠かさず見て、アイドル誌の切り抜きも取っといてあった。だが、ファンクラブには入らなかった。そんな加藤くんへの愛が爆発したのが、奇しくも4人体制になってからだった。もはや伝説と化しているコンサート、『NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜』のDVDを見たときだった。

当時の私は嵐とエイトを中心にジャニオタ活動していた。経済的理由で2つが限界だったという事もあり、NEWSの行方はお茶の間ファンとしてしか見守ることが出来なかった。彼らがあの日、秩父宮ラグビー場で不死鳥として蘇ったDVDを見て奥の方に潜んでいた、寧ろ奥の方へ押さえ込んでいた加藤シゲアキ愛が爆発し、号泣し、そうして爆発した愛を全力ででこちゃんにステマして、彼女を道連れにファンクラブに入った。

そういう理由から、私がNEWSのコンサートに参加したのは『NEWS LIVE TOUR 2013 NEWS MAKES YOU HAPPY! MAKES THE WORLD HAPPIER!』公演からである。

 

さて、10周年を無事に終えた彼らだが、去年は様々な理由で個人活動がメインだった。これに関して思うところはいくつもあるが、それは置いておくとして。1年間待ち続けていたグループとしての活動をついに2015年、年明けから開始しだした。正確には、去年は「4×9」があったものの、ほぼほぼグループとしての活動はなかったようなものだった。歯がゆい思いをしたのはメンバーはもちろん、ファンだって相当な思いだったはずだ。もれなく私もそうだった。

グループとしての活動に「ONE -for the win-」を入れ損ねたのは、単純に私がサッカーに興味なかったからであって、活動に入れていないわけではない。

 

しかし、でこちゃんから連絡が入ったものの、どこか私の気持ちは喜びきれていなかった。

何故なら、メインである「White」があまり良作だと思いきれなかったからだ。

 

2015年2月末に発売になったNEWSの6枚目、4人体制になってから2枚目のアルバムである「White」は、タイトル通り白を基調としたジャケットに、白をテーマにした曲を中心にしてリリースしたものだ。初回盤と通常版というお財布に優しい2パターンという事も嬉しい話だ。

白いコートのような衣装を纏った4人がこちらを見ている初回盤と、こちらを見ていない通常版。どちらも、白基調で、それでいて「White」というロゴが目立つ様に出来ている。まるでホイップクリームを連想させるようなロゴだなぁ、というのが私の第一印象だ。だからこの衣装はこんなにふわっとしていうろうか。そこはわからない。

基本的に曲のネタバレを好まず、アルバムを開けてからどのような曲が入っているのかを知る、というスタンスを好んでいる私は、普段からあまりKちゃんNEWSを聴いていない。もっと言うなら、アルバムリリース前は聴かないようにしている為、今回もアルバム曲のネタバレは回避できていた。全くもってまっさらな状態でアルバムを開くことになる。

そうして、パソコンにアルバムを入れて次の日私はアルバムを聴きながら通勤した。

 

「……あれ?…おわった?」

 

 それが一番最初の感想だった。

しかし、色々な方の感想を聞いていると非常に評価が高い。ではなぜ私の中でこんなに評価が低いのか。あまりにも世間とギャップがありすぎて、その疑問の答えを探したくなった。

 

今回の特徴にはいくつか特徴がある。

1つ目に、全体的に曲数が少ない

2つ目に、全体的に1曲1曲が短く、収録時間数が短い

3つ目に、コンサート向きのアルバムの要素を感じられない

 

上記のことが最初の感想の理由と思われる。

 1つ目に上げた曲数が少ない。これは第一に、アルバム曲とシングル曲、ソロ曲を対象としたものだ。

14曲中3曲、「KAGUYA」「SEVEN COLORS」「ONE -for the win-」はシングル枠(既出曲)とする。「愛言葉」は既出曲としてシングル枠に換算する。「NYARO」も同様。

この場合、「Black Jack -Inter-」を曲と換算しないとすると、アルバム曲は10曲ということになる。

同様の換算方法で行くと、

「NEWS(アルバム)」では16曲中10曲(compassはカウントせず、フルスイングは既出曲、渚のお姉サマーはCM曲として既出曲)

「LIVE」では15曲中12曲(BE FUNKY!はドラマ主題歌とし、既出曲と換算)、

「color」では15曲中10曲(みんながいる世界をひとつに 愛をもっとGive & Takeしましょうは走魂で使用している為既出曲と換算)

「pacific」では15曲中10曲、「touch」では16曲中11曲となる。

そう、「White」は決して曲数は少なくないのだ。ではなぜ少ないと感じたか。それは初回盤だけだと「White」は全11曲しかないのだ。ソロ曲が無い場合、つまり1枚のCDのみの曲数が一番少ないのだ。「NEWS(アルバム)」は通常版ですら全13曲ある。

 

さらに曲数が少なく感じられる要員として、2つ目に上げた1曲1曲が短いというところに繋がるだろう。

「White(初回盤)」は収録時間が11曲で約40分となっている。

「NEWS(通常版)」は収録時間が13曲で約50分となっている。

ソロ曲が入っても1時間無い状態だ。もちろん、近年のジャニーズが出しているアルバムはあまり1時間以上収録しているものがないので、ソロ曲がある状態だと短さを感じる感覚は多少緩和されるだろう。しかし、約40分の中で「Black Jack -Inter-」つまり歌っている時間が40分より更に減っていることになる。気がつくと一周回っているというのは、一定の時間分無いからではないだろうか。

また、今回のソロ曲はどこか今までのソロ曲と似ている様に思える。「Skye Beautiful」「あなた」「ESCORT」は、どこか今まで出ていた曲に似ている。例えば、「あなた」は「Starry」に近い要素がある様に思える。また、「ESCORT」はファルセットの使い方からも「Dreamcatcher」を彷彿させる。そして私が最大に悩んでいる事といえば、「Skye Beatiful」のどこがサビだかわからないままいつのまにか終わっている事だ。本当に気づかない間に終わってしまう。あの曲のサビはどこだ。

 

どこか聞いたことのあると油断しているせいか、いつの間にか終わってしまうせいで、短く感じる様に思える。……まぁ、これに関しては個人的な理由だ。

 

 3つ目に上げた理由を述べる。

大抵の場合、ジャニーズはアルバムを引っさげてコンサートを行う事が多い。

私が一番最近経験したコンサートは関ジャニ∞の「関ジャニズム LIVE TOUR 2014→2015」だ。このコンサートは上記にもれず関ジャニ∞7枚目のアルバム「関ジャニズム」を引っさげたコンサートだ。コンセプトが遊園地ということもあり、随所に遊園地らしい演出と、オープニング曲からポップでまさにジェットコースターに乗ったかの様なワクワク感のある曲「EJ☆コースター」を持ってきている。

このコンセプトと楽曲の配置、演出などは近年参加してきたコンサートの中でも1、2を争うほど魅力的なコンサートだったと私は勝手に思っている。もちろん、見てきたコンサートに偏りがあるので、必ずしもこの意見が正しいとは思わない。しかし、関ジャニ∞はここ数年で確実にコンサートの魅せ方が進化していると、私は思う。

(関ジャニズムコンサートに関してはそのうち感想を書ければいいな、なんて思っているが、果たしてどうなるか)

 

さて、このようにアルバムにはコンサートの肝になるであろう曲があるのは、大体の方は書かずともご存知であろう。『NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜』このコンサートの肝は言わずもがな「チャンカパーナ」であり、「フルスイング」だろう。NEWSの復活と誓いを象徴する曲であり、聞けば今でも涙ぐむ人はいるだろう。私たちはNEWSが王子様となって幸福な時間を与えてくれるのを求めていた。そしてその与えてくれたものに声援として応え返したかった。「チャンカパーナ」と「フルスイング」は、二つでひとつのファンの“希望”だったと思ってもいいのではないだろうか。

それから1年後のコンサートでは、求めるものが変わった。“希望”は当たり前になり、次に私たちは“NEWSらしいコンサート”を求めた。泣いてばかりではいられないのだ。NEWSだって前に進んでいる。ファンだって感傷に浸ってばかりではいられない。

『NEWS LIVE TOUR 2013 NEWS MAKES YOU HAPPY! MAKES THE WORLD HAPPIER!』このコンサートの肝は「恋祭り」と「Dance in the dark」の2つと捉えている。相反する曲“ファンと一体化する曲”と“ファンに魅せる曲”この二本柱でファンの求めるものを満たしてくれてたように思う。もしかしたら、「恋祭り」ではなく「4+FAN」というのもありえる。どちらも“ファンと一体化する曲”ではある。みんなでタオルを振り回し一体化する行為は2013年で最高に楽かった夏の思い出だ。今でも「恋祭り」を聞くとあの楽しかった夏を思い出す。

 

では、ファンは、NEWSは、『NEWS LIVE TOUR 2015 White』で何を見たいのか。見せたいのか。

そこが、私はこのアルバム「White」から感じ取れなかった。このコンサートを彷彿させるものが感じ取れなかったから、私は「White」に魅力をかんじなかったんだろうか?

 

白をメインに構築されたアルバム曲と、色鮮やかさが目立つシングル曲を果たしてどう織り交ぜるのだろうか。

シングル曲を除き『NEWS LIVE TOUR 2013 NEWS MAKES YOU HAPPY! MAKES THE WORLD HAPPIER!』を参考に考えると、「4+FAN」の役割を「Weather NEWS」が、「渚のお姉サマー」の役割を「NYARO」が、「SHOCK ME」の立ち位置的に「SuperSONIC」、ともなると、「ベサメ・ムーチョ」や「Dance in the dark」の役割を「BYAKUYA」が、「Greedier」の立ち位置や役割を「White Love Story」が、「HIGHER GROUND」「CRY」「フルスイング」の立ち位置や役割を「愛言葉」が担っていると推測する。

しかし、こうして当てはめてみると「MR.WHITE」はどの曲にも当てはまらない。前回のオープニング曲「WORLD QUEST」や、肝と仮定した「恋祭り」や「Dance in the dark」とも違う。

アルバム1曲目「MR.WHITE」は、初回盤にショートフィルム&メイキングDVDが付いている。メイキングで「MR.WHITE」の演出を使うような ニュアンスの発言を小山くんはしていたが、もしこの曲をオープニング曲に持ってくるとしたら、では、このコンサートはこの後何を肝にしてすすめるのだろう か。

新たなる魅せ方を目指して選んだのだろうか。

上記の方法でいくならば、「MR.WHITE」(白というアルバム・コンサート両方のコンセプト)と「BYAKUYA」(今まで似た要素の曲がないという意味で、新しいNEWSを魅せるという意味で)を二本柱として構成するのだろうか。

 

もちろん、真相はコンサートが始まってみなければわからない。

今まで書いてきたことは全て憶測と個人見解なので、NEWSがどうファンを驚かせ楽しませ、幸福な時間を与えてくれるのかわからない。だが、ここまで書いてきて「White」が名盤と思えなかった理由は、今までと同じ空気を感じ、明確なコンサートコンセプトが感じ取れなかったから、という結論にしようと思う。

 

最初に書いたとおり、これはあくまで個人見解であり、自分の中に感じた「なぜ私だけが良作だと思えないのか」という疑問の答え探しだ。

先ほどのような結論を出したが、必ずやNEWSはそんな結論すべて粉々に壊して、素晴らしい夢を見せてくれるだろう。その時は、この結論を出した上での修正や訂正、このアルバムの意味とNEWSの素晴らしさを書き加えたいと思う。